iPhone SE 3(第3世代)が発売間近!気になるその性能は?何がすぐれているの?メリットとデメリットを解説

iPhone SE 3(第3世代)を解説!

お久しぶりです。武田です。最近暖かくなってきましたね。私は今年一年髪を伸ばしてみようと思い現在切りたい欲と格闘中です。今は襟足を引っ張ると鎖骨につくかつかないかくらいまで伸びています。人間の髪の毛は一か月で約1㎝伸びると言われているので年内にはかなり伸びそうですね。伸ばした後どうしようかはまだ考えていません。ところで”iPhone SE 3″出ますね。

遂に発表されたiPhone SE 3

という事で3月9日にAppleから新作発表のイベントがありました。毎度のことながら発表から発売までのスパンが短くいったいどれだけの人が事前に新作のことを知っているのか気になりますね。ファンの間ではきっと○○が発売されるだろうといった憶測はたてられていますが実際の内容をどれだけの人が知っているのか、、、

今回の発表ではMac、iPad、iPhoneの3部門からそれぞれ発表がありました。その中でも私が注目しているのはやはりiPhoneです。アイフォンからは昨年の9月に発表されたiPhone13の新色であるグリーン/アルパイングリーンと第3世代となるiPhoneSEが発表されました。
iPhoneSEの特徴としてはスマホの脳みそともいわれるチップを最新のものにしてハウジングやその他の機能を以前のものにすることで価格を抑えつつも高性能なサービスを提供するいわゆる廉価版と言われるクラスとなっております。
そんなiPhoneのスペック、値段、はたまたどのような人におすすめかを見ていきましょう。

Apple Event — March 8

スペック

まずはスペックです。わかりやすく以前のiPhoneSE(第2世代)やiPhone8を使い比較していきましょう。

iphonese3

実は見た目では第2世代iPhoneSEやiPhone8と大きな違いはありません。ディスプレイのサイズや解像度、ホームボタンやタッチID搭載など使用感としては特に今までと特段変わることはないと思います。むしろコロナ禍でマスク生活なのでタッチIDが搭載されている機種を望んでいたかたも多いのではないでしょうか?iOSのアップデートでiPhone12以降だったらマスクをしていてもFace IDが使えるようになりましたが依然としていちいち画面を見なければいけないのは手間であったりもします。

そんな中で依然のSEから大きく変わった点は4つあります。先ほども少し触れたチップ性能と通信方式、カメラ、バッテリーです。一つずつ見ていきましょう。

iPhone13シリーズと同じA15 Bionicチップを搭載

チップとはスマホにおける脳みそのようなものになっています。バッテリーが心臓でそこから電力を流してチップに動力を与えて処理を行うことでスマホは稼働しています。スマホにおいてこの脳みそにあたる部分は非常に大きな役割を担っており、スマホでできることはチップに依存するといっても過言ではありません。そんなチップですがiPhoneSE3にはiPhone13シリーズと同じA15 Bionicチップが使われています。これは言わずもがな以前までの物よりも優れているチップであり処理速度はiPhone6sの3倍、ベースとなっているiPhone8の1.8倍となっておりオーバースペックさえ感じさせるような仕様です。チップの進化とともにiPhoneのOSであるiOSの処理も重くなってきました。やはり利便性にはそれなりのスペックが必要なようで昔の端末を使用している方だと普段の動作も重く感じるようになってきたのではないでしょうか?そのような問題の解消はもちろん撮影した写真の読み込み、アプリの起動、3Dゲームのプレイや動画編集なども今までよりも快適にできるようになると思います。

最新のチップセット搭載は他にも端末を長く利用できるようになるといったメリットがあります。例えば今現在iOSは15まで出ていますがインストールできるのはiPhone6s以降の端末となっており6や5などはサポートの対象外です。逆に言えば6sは約6年前の物なので今第3世代のiPhoneSEを買っても6年前後はサポートされている可能性が高いという事になりますね。

SEだけど5Gに対応!

5g

次に通信方式の変更です。数年前から世界で話題で日本でもサービスが開始している次世代通信規格の5Gに対応しました。5Gには二種類あり、従来の物よりも早いsub 6という規格とさらにそれよりも早いミリ波という規格があります。今回はそのうちのsub 6にのみ対応という事ですがそれでも規格外の通信速度を誇ります。5Gの強みとしては高速通信や多数の端末の接続に強いなどがあげられます。スマホのスペックが上がるにつれてスマホでできることも増えてクラウドとの連動などで大容量の通信が必要になるシーンも増えてきました。そんな中ハイスペックなチップセットと5Gの両方を使えるというのは非常に高いシナジーを感じますね。

カメラのスペックは旧iPhoneSEと同じでも処理性能が違う!

実は第3世代iPhoneSEのカメラの画素数や広角は以前のものと一緒です。しかしながらチップセットの進化によって処理性能があがりさらにきれいな写真を撮ることが可能になったのです。その中でも一番の恩恵を与えてくれるのが”Deep Fusion”という技術です。通常写真を撮る際は人間の視界と一緒で一枚の絵として記録されます。そのため露出(明るさ)の調整が難しくフラッシュを焚いたりして被写体がきれいに映るように工夫するのです。しかしDeep Fusionは視界の露出に合わせて数枚の画像を撮りそれらを瞬時に合成することで明るいところは明るく、暗いところは暗くといった感じの写真を作り上げるのです。
スマホでもきれいな写真を撮れるようになり今じゃスマホで撮った写真を使って仕事をしている方もいるほどです。

またスマートHDR4という人物に特化した機能もありこちらは肌のトーンまで自動で調整してくれるものになっております。

またまた電池持ちがよくなった!

これは新作が出るたびに更新していってるような気もしますがバッテリーの持ちがよくなったようです。ビデオ再生やストリーミングで最大2時間、オーディオ再生で最大10時間ほど伸びたようですね。
バッテリーの改良だけではなく実はここにもチップセットの恩恵があったりします。

実際iPhoneSEのコスパってどうなの?

さてここまで長々と説明してきましたが廉価版やコスパがいいと言われている新型iPhone SEのお値段はいくらなんでしょうか?

Appleの日本公式サイトから出ている価格は三種類。こちらは容量の違いから来ており一番低いものが64GBで税込み57,800円、次が128GBの63,800円、そして一番大きなものが256GBで76,800円となっております。6,000円で容量が2倍、19,000円で4倍といった感じですね。容量と値段を単純な比例で比べるものではないですが最上位モデルは少しお得感が薄いかなといった感じですね。しかしSEを買ってるのに256GBモデルを選択する人も少ないというのを見越してのことだと思うのでそこは強気に出る企業としての姿勢が伺えますね。
では逆に64GBが57,800円という値段はどうなんでしょうか。同じチップセットを積んでいるiPhone13 miniは最安で86,800円となっております。また以前までのiPhoneSEは「5万円以下で買えるiPhone」という魅力もありましたが今回はそのようにはいかなかったようですね。
しかしながら5Gアンテナ搭載という次世代感や長く使えるという点を踏まえるとやはり第3世代SEもコスパの機種になっているのではないでしょうか?

新型iPhoneSEは誰をターゲットにしている?

さてそんなコスパの良いSEですがどのような方に向けたスマホなのでしょうか?
一度上にあげた点をまとめてみましょう。

  1. 処理速度がハイエンドモデルと同等
  2. 5Gに対応可能
  3. よりきれいな写真が撮れる
  4. 動画や音楽の再生時間が伸びた

一見、安いしライトユーザーに向けた端末なのではないかとも思いますがこれはいわゆるZ世代などの若者向けではないかと私は思います。SNSなどを一つの場としてとらえてオンライン上でのコミュニケーションを得意とするZ世代にとって上記のパフォーマンスはかなり刺さると思います。処理速度は動画編集や画像加工に、5Gはそれらのシームレスな発信や受信に、高性能なカメラできれいな写真や動画を撮影できそれらを見るバッテリー容量も問題ないといったようにオンラインで生きる時代だから欲しい機能がそろっています。もちろんこれはZ世代だけでなくコロナ禍で生活様式の変わった方全般に言えることです。Z世代と感染症によるニーズという両方に合わせた商品ではないかと私は感じました。

新品のiPhoneSEにはガラスコーティングを!

蛇足となってしまいますが当店では修理だけではなくガラスコーティングの施工も行っております。ガラスコーティングは端末の表面に硬度9Hまで硬くなる液状のガラスを塗布して凝固させることで傷などに対する耐性を上げるものとなっております。詳しくはこちらを参照ください。
iPhoneの場合は片面3,000円+消費税での施工が可能となっております。新しい端末をご購入の際は是非ご利用下さい。

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